「縮毛矯正すると痛むっていうけど、本当?」
残念ながら縮毛矯正は痛みます…。
サラサラの艶やかストレートヘアに変身できる縮毛矯正、最近は薬剤がどんどん改良されて痛みづらくなりました。
しかし、間違いなく何もしないよりは傷んでしまいます。
薬剤が良くなって痛みにくくなった=縮毛矯正は痛まない
という訳ではありません。
なぜ、傷んでしまうのか原因を知ってできる限りの対策をしましょう。
縮毛矯正で髪が痛む理由
縮毛矯正が痛む1番の理由は
- 美容院でNo.1のハイダメージメニュー
だからですが、そのほかにも次のような理由があります。
- 繰り返しかけるので痛む
- 美容師さんの技術力に影響される
- カラーやブリーチでダメージをさらに与えている
- 痛みが目立ちやすいヘアカットをしている
- ホームケアで手を抜いて痛む
縮毛矯正は美容師さんとよく相談の上、かけるようにしましょう◎
美容院でNo.1のハイダメージメニュー
縮毛矯正は次の工程でクセをストレートにするとてもダメージが大きい施術です。
- 髪の内部の組織を一度壊し、髪の毛を柔らかくする(1液を使用)
- 髪をストレートアイロンで整える
- ストレートにした髪を固定する(2液)
最近では薬剤のダメージが少ないものが登場していますが、やっぱりダメージはあります。
腕の良い美容師さんであれば「ダメージがないように見せる」ことは可能です。
繰り返しかけるので痛む
縮毛矯正は基本的に1度かけたら、何度も何年も縮毛矯正をかけ続ける人が多いです。
伸びてきた髪はクセ毛なので矯正を当てたストレート部分との境目がクッキリとしてヘアスタイルが決まらないから…。
そのため、繰り返しかける際に一度縮毛矯正を当てた部分にまた重ねて薬剤を塗ればダメージがさらに蓄積します。
基本的には伸びてきた部分のみリタッチするべきが
- どうしても重なってしまうパーツがある
- 全体的に見栄えを整えるために毛先にも軽く当て直す
ことも実際には多く、いつの間にか毛先がパッサパサになってしまいます。
美容師さんの技術力に影響される
縮毛矯正は高度な技術力と美容師さんの経験・センスが問われる施術です。
- パーツごとのクセの状態
- 髪のダメージ状況
などを見極めて薬剤の放置時間やアイロンの当て方を変え流必要があります。
カラーやブリーチでダメージをさらに与えている
縮毛矯正をしている人で、カラーやブリーチをしているという人が結構います。
ブリーチまではしなくてもカラーをしている女性は多いですよね…
紫外線やドライヤーなどの熱による日々のダメージに加えて、縮毛矯正、さらにカラーのダメージが加わった髪が傷んでしまうのは当然と言えます。
痛みが目立ちやすいヘアカットをしている
縮毛矯正をした髪に適したヘアスタイルは、「あまり梳かないようにする」のが一般的な原則です。
いわゆる重めのヘアスタイルです!
でも
- 最近流行りの抜け感のあるレイヤースタイル
- 髪が多いので梳いた毛先が軽めのヘアスタイル
にしてしまうと…
縮毛矯正のぴーんとしたストレート感が悪目立ちしてしまいパサパサ傷んだ印象に…。
ホームケアで手を抜いて痛む
縮毛矯正は髪の中はとってもダメージを受けているのに、ぱっと見はツヤツヤストレートで痛みを感じないのが実は厄介…!!
縮毛矯正をかけた後にドライヤーを雑にかけたり、髪を保護しなくてもしばらくはサラサラなのでホームケアを怠ってしまう人がいます。
ホームケアを怠ると数ヶ月後にクセ毛が伸びて、毛先も縮毛矯正とホームケア不足で傷んで髪質が一気に悪くなったように感じます。
そうすると、また縮毛矯正をかけなくちゃ!と思うのですが…
肝心なのは毎日のケアでダメージを減らすことです!!
縮毛矯正のよくある失敗例
縮毛矯正の「痛み」は度を越したら、もはや失敗とも言えます。
こんな状態になっていないか要チェックです…!
- 髪がチリチリ、焦げたようになってしまった
- クセが伸びていない、縮毛矯正が取れた?
- 数ヶ月したら毛先がパサパサのホウキみたいになった
髪がチリチリ、焦げたようになってしまった
髪がチリチリで焦げた状態は縮毛矯正の失敗でも一番厄介な状態です。
いわゆる「ビビリ毛」の状態で、髪がダメージに耐えられなくなって縮れてしまっています。
こうなってしまったら、縮毛矯正自体の失敗なので美容院に返金や対処のケアを要求すべきです。
しかし、もっと技術力のある美容師さんを探してビビリ毛直しをしてもらった方が良い場合も…
ビビリ毛直しはどの美容師さんでもできる訳ではない、非常に難しい施術です。
1ヶ月で縮毛矯正が取れた
縮毛矯正で薬が強すぎてチリチリになるのとは逆に薬が弱すぎたり処理が甘かったりすると以下のような失敗もあります。
- クセが伸びきっていない
- 少ししたらストレートで無くなってしまった
原因としては
- 薬剤が弱すぎた
- 施術ミスでストレートにしきれなかった
など、美容師さんにお直しを頼んだ方が良いです。
しかし、薬剤を2度同じ場所に塗ることとなります。
ダメージが蓄積されるということを忘れないようにしてください。
数ヶ月したら毛先がパサパサのホウキみたいになった
自分のホームケア不足や美容師さんがその場限り綺麗に見えるようにだけ整えた場合は、数ヶ月後にかなりダメージを感じるパターンもあります。
縮毛矯正をかけたばかりの状態がピークでそこからどんどん痛みが気になってしまうのはよくあるパターンです。
縮毛矯正をかけたらからといって、何もせずにずっと綺麗な状態をキープするのは実はかなり難しいのです。
まとめ:縮毛矯正は痛みます。失敗しないためにできることとは?
いかがでしたでしょうか?
「縮毛矯正は痛むんですか?」というよくある質問の答えは、残念ながらYESです。
縮毛矯正の失敗を避けて、痛みを最低限にするためには、
- 信頼できる縮毛矯正が得意な美容師さんを見つけること
- 自分でもホームケアをしっかりとすること
の2点がとっても大切です。
縮毛矯正をかける前の参考になれば幸いです!
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